【市川ブックフェア2023】済東鉄腸さんトーク&サイン会でフィナーレ
「市川ブックフェア2023」は、昨日の済東鉄腸さんトーク&サイン会でフィナーレを迎えました。
○済東鉄腸さんトーク&サイン会
済東鉄腸さんのトークイベントでは、外国語学習がコミュニケーションに与えるプラスの影響、SNSのメリットとデメリット、脱・引きこもり、作品における強い怒りとユーモア、文体の選び方(なぜニッケコルトンプラザのフードコートで書くのか)など、幅広いテーマが語られました。
鉄腸さんは「SNSは軽い」と語ります。相手と直接顔を合わせるわけでなく、ルーマニアなど遠距離でもすぐにつながれるので、コミュニケーションを取るハードルはSNSだとぐんと下がるわけです。
また、会話におけるポンポンとしたリズムのやり取りが苦手でも、SNSだと返事を考える時間を作ることができます。
ですから、子ども時代からコミュニケーションが苦手だった鉄腸さんは、SNSを使って、ある意味トレーニングができたのではないでしょうか。
鉄腸さんの場合、SNSでは、ことさら丁寧な言葉遣いを心がけたとのことでした。「軽いコミュニケーション手段であるSNSに重みを付ける」といった表現をしていました。
X(Twitter)では特に、口汚く罵ったり、あることないこと書き立てたりする人も珍しくありません。丁寧な言葉遣いは、そんな人々と一線を引く効果がありますよね。
とにかく、鉄腸さんは真面目で誠実。そして社会的弱者への目線が印象的でした。
○市川大百科事典編纂室コーナー
市川市に関するたくさんのワードが寄せられました。その中で、「市長のレクサス」と書いている付箋がありまして、なんというか、車名などが微妙にズレているところでウケておりました。
そのようなこともあり、ワードは私のほうで普遍性があるかどうかなどの吟味します。
「市川の梨」「ニッケコルトンプラザ」については市川大百科事典に加えました。「ニッケコルトンプラザ」について調べると、「ニッケの池」も出てきて、ワードにはまっていくという沼状態……
○市川駅南口アーケード街を巡る時間旅行コーナー
年表については、スタッフの意向で中央図書館内に今後も掲示される可能性が出てきました(データを渡しただけなので、おそらくサイズは小さくなるかと)。
大判の年表ポスターは戻ってきたので、JR市川駅近辺で掲示する機会があればと考えています。家で保管しておいても意味がないものなので。
最後になりましたが、市川ブックフェア2023にご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!
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