市川の「谷」を見に行きました 大柏谷編

 市川の「谷」を見に行く第2弾。前回(市川の「谷」を見に行きました 国分谷編)は国分谷の存在を実感しないままに終了したものの、春木川がきれいであることは確認できました。

 今回、市川市立冨貴島小学校付近から、大柏川をさかのぼり、大柏谷を見に行きました。思いがけず、梨の花も見ることができました。


 桜が散ってしまう頃に、梨の花が楽しめるという、市川は贅沢な場所だったのです。

 では、冨貴島小学校からスタート。
冨貴島小学校校庭の松

『内匠堀の昔と今』より

 昭和30年頃には、冨貴島小学校の松の根本辺りに川が流れていたとのこと。校庭が広々としているのは、川があった名残なのかもしれません。




 都会の人工的な川だからでしょうか、上流に行っても川幅がときどき広くなっているような印象。


 柏井町に入ってくると、梨畑をあちこちで見かけました。


 柏井町の辺りでは、人工的な感じがなくなって、のどかな川の風景に。


 鎌ヶ谷市に入ると、大柏川の横を歩けなくなったので、ここで終了。
なぜか、また人工的な川(溝?)の印象に

ここまでが市川市
  その後、下総台地の「曽谷台」を目指し、市営霊園、駒形大神社、JR市川大野駅、曽谷を経由して、JR市川駅南側にゴール。
小高く土地が盛り上がっている場所があちこちに

 途中、起伏が大きく、電動ではない普通の自転車の女性が、自転車をこぐのをあきらめて手で押しながら坂を上がっていました。
 国分谷とは違って、「台地がある感」が味わえました。

市川自然博物館だより81号より

 図らずも、松戸市との境にも足を運ぶことに。

 市川の「谷」を見に行って鎌ヶ谷市と松戸市との境に、またJUNCTION MAPに掲載されているお店を見に行くことで浦安市との境に、JR下総中山駅を経由して中山法華経寺に行って船橋市との境に足を踏み入れ、「歩き&自転車で市川市境コンプリート」を果たしました。

浦安市との境にある当代島水門
旧江戸川の風景

 南行徳の辺りと、大町の辺りとでは、風景が異なります。大町は古い家も多く、梨農家と思われる家の敷地は広々していて木造3階建ての家屋も目にしました。
 海を感じさせる地域と山を感じさせる地域。同じ市川市民ということで混ざり合えると、ステキな化学反応が起こるかもしれません。

 『クラナリ』では、市川で新たに就農した方などの暮らしと生業も取材させていただきたいと思っています!
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