市川の「谷」を見に行きました 国分谷編
市川に谷があることをご存じですか?
「谷」という字を目にすると、山と山の間の低地をイメージします。
市川の「山」といえば「真間山」があるものの、この高さで「山」と呼ぶのかと、ちょっと疑問に思うところも。
ただ、自然博物館が作成した以下の図のように、「国分谷」と「大柏谷」というものが存在するらしいのです。
山もあるのかわからない市川の谷を探しに、そして過去に「全国一汚れた川」と呼ばれていた春木川の様子を見るために、国分川と真間川が合流するところからさかのぼって、春木川を経由し、国分川から春木川が分岐する場所を見に行くことにしました。
ここの辺りが国分谷のはずなのですが、春木川の左右に小高い土地は見当たりません。そしてとうとう、緑地へと到着。
堀之内橋までやってきたのですが、国分川から春木川が分岐するところは見られませんでした。
春木川については、においなどもなく、「全国一汚れた川」の汚名返上です。高低差が少ないようで、水がよどみがちなのかもしれません。そのために、濁りやにおいが発生しやすい状況なのではないでしょうか。
そして、幅が狭いため「川」というより「溝」という印象。
また、国分谷という「谷」と実感できる場面もありませんでした。
市川自然博物館だより64号によれば、氷河期に形成された谷が起源とのこと。その後、長い時間をかけて谷が土砂などで自然に埋まっていって、現在のような地形になったそうです。
この下には、何が埋まっているのでしょうね。
「谷」という字を目にすると、山と山の間の低地をイメージします。
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谷といえばこれ!(グランドキャニオン 写真/ゆん) |
市川の「山」といえば「真間山」があるものの、この高さで「山」と呼ぶのかと、ちょっと疑問に思うところも。
ただ、自然博物館が作成した以下の図のように、「国分谷」と「大柏谷」というものが存在するらしいのです。
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市川自然博物館だより81号より |
山もあるのかわからない市川の谷を探しに、そして過去に「全国一汚れた川」と呼ばれていた春木川の様子を見るために、国分川と真間川が合流するところからさかのぼって、春木川を経由し、国分川から春木川が分岐する場所を見に行くことにしました。
真間小学校の横を流れる真間川。桜がちょうど見頃 |
真間川に流れ込む国分川(写真左側が国分川) |
真間川に流れ込む国分川(国分川の上から見たところ。奥を左右に流れるのが真間川) |
春木川排水機構。ここで春木川が国分川に合流 |
春木川。川? 溝? |
春木川の横にある市川昴高等学校 |
春木川の横には果樹らしき木が |
手前が春木川で奥が果樹園らしき土地 |
ところどころ金網が張ってある |
写真右側が春木川で、左側が国分川調節池緑地 |
金網の先に春木川の上流が…… |
しかし、立ち入り禁止 |
西に移動し、国分川をたどって春木川との分岐地点を目指す |
右の金網は千葉商科大付属高校のテニスコート。ここからは松戸市 |
堀之内橋までやってきたのですが、国分川から春木川が分岐するところは見られませんでした。
春木川については、においなどもなく、「全国一汚れた川」の汚名返上です。高低差が少ないようで、水がよどみがちなのかもしれません。そのために、濁りやにおいが発生しやすい状況なのではないでしょうか。
そして、幅が狭いため「川」というより「溝」という印象。
また、国分谷という「谷」と実感できる場面もありませんでした。
市川自然博物館だより64号によれば、氷河期に形成された谷が起源とのこと。その後、長い時間をかけて谷が土砂などで自然に埋まっていって、現在のような地形になったそうです。
この下には、何が埋まっているのでしょうね。
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