市川市長にはこの人がなってほしいFile.2 熊谷俊人さん

 今日もJR千葉駅近辺で仕事があるのですが、ふと思ったのです。
 「千葉市長の熊谷俊人さんが、市川市の市長だったら……」

 まったく現実味がない上、市川市に縁もゆかりもないのですが、頭に浮かんでしまったのですから仕方がありません。

熊谷俊人(くまがい としひと) さん
○生年月日:1978年2月18日(42歳)
○出身地:奈良県天理市
千葉市ホームページより


 31歳5カ月で千葉市長に就任したのですから、若いですね。

 熊谷さんについてはさまざまな評価があるようで、個人的にはすべての政策に同意するわけでもありません。
 それを踏まえた上で熊谷さんの魅力を挙げると、全体構想(グランドデザイン)力と説明力だと思います。

 千葉市は千葉県内3位の面積で、都市部もあれば農村部も存在します。
そんな多様な地域をどう発展させていくのか、そのためにどんなステップを踏んでいくべきかを、熊谷さんはいつも考えているという印象があるのです。
 もちろん、会ったことも見たこともないので、妄想です。

 さらに、ステップごとにTwitterなどを利用して市民に説明するというスタイルを取っています。
 熊谷さんのツイートには、それはもう、賛否両論のコメントがつくのですが、確実に言えるのは市民に注目されているということ。

 自分などは、猛烈な批判が来ると「Twitter、もう嫌だ……」と逃げたくなります。
 しかし熊谷さんはツイートをやめないのが、すごいなあと感心してしまうわけです。忍耐力もあるのでしょうね。

 さらに、マスコミとは程よい緊張感を持ってツイートしています。このバランス感覚もすごいですね。どこが事実と異なるのか、千葉市としてどのように迷惑をこうむっているのかを、手短に説明できるのです。

 今は、ICT(情報伝達技術、Information and Communication Technology)による行政改革が各地で進められています。
 重要なのはスピードではなくグランドデザイン。
 改革で起こりがちなのは「部分正解、全体不正解」という現象です。
 虫食い的にICTを取り入れて、一見、改革が進んでいるように見えるのですが、俯瞰で眺めるとその部分が全体の足を引っ張ったり、方向性がずれていったりすることは珍しくありません。

 熊谷さんは学生時代にプログラミングを学んでいたとWikipediaに書かれていて、技術面の知識もあるようですね。
 総論も各論も話せる人というのは、なかなかいません。

 政治家というのは、めんどうくさいことがあると「はいはい、俺が悪かったから! もういいだろ!!」的な態度を取ったり、専門知識も学ばないままに技術を導入して余計なコストをかけたりしがちなので、熊谷さんは異色。

 というわけで、熊谷さんが分身の術を使って市川市長になってくれたら思ってしまったのです。
 何度も書きますが、一個人の妄想ですから。千葉市、うらやましいぞ(ぼそっ)。
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