ハイソ真間川の拡充を求む!

 「気分転換がしたくて、市川の住宅街を散歩することがあるの」

 そう話したのは、東京都江戸川区在住の友人です。彼女の家庭はいわゆるエリート夫婦で、一軒家に住み、2人の子どもを育てながら仕事をしています。

 数年前に会ったときには、内心、「いろいろと忙しすぎて、ちょっと大変そうだな」と彼女のことを思っていました。
 そんな彼女が、わざわざ江戸川を越えて市川に来るということが理解できなくて、「へぇ~」なんて気のない返事をしていました。

 しかし、彼女が足を運ぶという真間川沿いの市川3丁目・4丁目の住宅街を、自分も実際に歩いて見たら、彼女の気持ちがわかる気がしたのです。

 それぞれの家に、ゆったりとした庭があり、手入れが行き届いています。
 そして山小屋を思わせるような家もあれば、木をたっぷり使った和風建築もあり、個性があって実におもしろいのです。
クリスマス前の日本福音ルーテル市川教会(市川4丁目)


 その町が醸し出す古さとゆとりが感じ取られ、「だから、彼女はわざわざ足を運んだんだ」と納得しました。
 子育てと仕事、家事の忙しさや夫婦間のあれこれをいったん忘れさせてくれるのが、ここだったのでしょう。

 だからこそ、目につくのです。
 ここを流れる真間川のフェンスがさびさびで、「ハイソじゃないほう」ということが!

 上の写真を見ればわかるように、「いつ設置されたの?」と不思議になるほどさびついています。

 では、フェンスの有無で見比べてみましょう。


 上はフェンスを入れずに撮影。「すてきな家ね」とうっとりするのですが、下の写真のようにさびさびフェンスが入るとそちらに目が行ってしまいます。おかげで、電線もうっとおしく感じるというか……

 冒頭の彼女が得ていた「癒し感」も、ハイソ真間川になることでいっそう強まるに違いありません。


 よって、町の雰囲気に合うフェンスに変更することを求めます。誰に求めればいいのかは、ちょっとわからないのですが

 ハイソ真間川の拡充を!

ウッディな柵が差を生み出す、昭和学院近くのハイソ真間川



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