だったら市川市のどこで湧き水が出ているのか問題 その3 1991年編集のいちかわエコ・マップの場合
1998(平成10)年に発行された市川自然博物館だより(通刊47号)には、編集年が1991(平成3)年のいちかわエコ・マップから「湧水の分布」の図が引用されていました。
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| 湧水の分布 出典:市川自然博物館だより(通刊47号) |
下の地図で黄色になっている部分は、標高が12~15mです。「湧水の分布」と照らし合わせると、標高が12~15mのところに湧き水スポットが集中しているとわかります。
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| 出典:国土地理院地図 |
35年前のデータなので、現在と異なっている箇所も多いでしょう。
そうは思いながらも、湧き水が見られるかもしれないと期待して、「湧水の分布」の図で●が密集している宮久保に足を運んだところ、シュルレアリスム公園を見つけて、そちらに気持ちが向いてしまうという結果に。
■シュルレアリスム公園へようこそ ~塚はないのに塚ノ上公園(宮久保2)
ただ、宮久保1・2丁目を歩き回った限り、「羅漢の井、洪水」のような風景には出くわしませんでした。
| 「羅漢の井、洪水」 |
羅漢の井は里見公園の南側道路の坂の途中にあり、写真でもわかるように、土がむき出しになったり、石垣になったりしています。
一方、宮久保1・2丁目は、アスファルトやコンクリートに覆われた箇所の多い住宅地です。そのため、水が湧き出すスペースがないのかもしれません。
市川自然博物館だより(通刊47号)の本文に、以下の箇所が市内の湧き水スポットとして書かれていました。ただ、こちらも28年前のデータです。
①大町自然観察園
②稲越町の国分高校東側の道沿い
③柏井公民館前の道の西側
④中国分のじゅんさい池緑地の池
⑤曽谷の弁天池公園の池
⑥曽谷3丁目七面大明神の池
⑦竜神を祀る中山の竜王池
⑧奉免町の市川東高校正門の北側の池
⑨市川北高校(市川市大野町4丁目2274に所在した公立の高等学校。 千葉県立高等学校再編計画により、2011年4月に千葉県立市川西高等学校と統合。現在は千葉県立特別支援学校市川大野高等学園)南西の田んぼ(今は田んぼではない)
⑩里見公園の羅漢の井
⑪柏井青少年の森(検索しても不明……)入口にある池
市内では、雨水のしみ込みが減ったために地下水の量が減ったり、土砂やコンクリートで出口がふさがれたために、湧水が出なくなってしまった所がほとんどです。
市川自然博物館だより(通刊47号)
千葉市だと、住宅地の湧き水は雨水管と接続されて、川へと流れていくようです。
■主な参考資料
湧水の放流先はどうすればいいですか。
市川市関連地図資料


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