土木工事 今昔 ~京葉ガス市川工場跡地
重いものを高い位置まで持ち上げてから運ぶクレーン。語源は鶴(crane)のようです。
一般社団協会日本クレーン協会には、定義が次のように書かれていました。
クレーン等安全規則における、クレーンとは、次の2つの条件を満たす機械装置のうち、移動式クレーンおよびデリック以外のものと定められている。荷を動力を用いてつり上げ(人力によるものは含まない)これを水平に運搬することを目的とする機械装置(人力によるものも含む)
細かい点はさておき、「つり上げ」「水平に運搬」する建機といえそうです。
Wikipediaによると、世界最古のクレーンは、てこの原理で水をくみ上げる撥ね釣瓶(つるべ)だとされているそうです。撥ね釣瓶は、メソポタミアで紀元前3000年頃とのこと。
日本においては「三代実録」という文献に、867年に奈良の東大寺の大仏修理作業で、地震によって外れてしまった大仏の頭を、文山というお坊さんが「雲梯之機」を使って元に戻す様子が描かれています。「雲梯」ははしごのことで、これに縄と、縄を巻き取る軸を取り付けたものが雲梯之機のようです。
古い時代から、重いものを持ち上げてから運ぶというニーズは多かったということですね。ニーズに合わせてクレーンは現在の形まで改良が重ねられたのでしょう。
京葉ガス市川工場跡地にできる地上10階建てのオウカス市川の建築風景です(撮影場所は江戸川河川敷)。2025年秋にオープン予定とのことで、どんどん作業が進んでいることが写真でわかります。
【撮影地】江戸川河川敷
2024年8月5日撮影
2024年8月21日撮影
2024年9月18日撮影
2024年10月1日撮影
2024年10月15日撮影
2024年10月22日撮影
2024年11月13日撮影2024年11月18日撮影2024年11月22日撮影
2024年12月2日撮影
2024年12月19日撮影2024年12月23日撮影
2024年12月26日撮影
2024年12月27日撮影
2024年12月29日撮影
【撮影地】周辺地区
2024年10月17日撮影
2024年10月21日撮影
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