「名代ねぎそば 月梅」の"具がよくわからない"餃子を、家庭で手軽に再現できるのだろうか問題 

 「名代ねぎそば 月梅」では、揚げ餃子とねぎそばをセットで頼むのがノーマルだったようです。複数のネット情報をまとめると、揚げ餃子の特徴は次のとおり。
〇注文してすぐに出てくる(作り置きではないか)
〇油ギッシュ(油で漬け込んであるかのような……)
〇微妙
〇具がよくわからない
〇断面は白

すごい速さで
揚げ餃子が供されました。まずはそのままで・・・
小麦粉の味だけ。具は?ふたつに切って
みると・・・皮と具の境目は分かるが真っ白。
具が分からない。
https://tabelog.com/chiba/A1202/A120202/12000475/dtlrvwlst/

 揚げ餃子を割った写真をいくつか検証したところ、ふと思ったのです。
 揚げ餃子の具は、塩をまぶしたネギのみじん切りを、ギュッと絞ったものではないか!

 そのようなわけで、早速トライ。

 久しぶりにネギのみじん切りを行ったのですが、やはりきつい刺激臭……
 ふと「全米が泣いた」というコピーが頭に浮かびます。感動ではなく痛みなのですが。
 鼻づまりで困っている人は、ぜひネギのみじん切りを! 一発で通ると思います。

 そんなこんなで、出来上がりました。揚げ餃子。

 パリッとしちゃっているよね(汗)。
 そして、ナイフで中を割ってみましょう。

 皮が薄いし、具が少ない……
 味はというと、ネギの香りがして、皮がパリッとしておいしい! って、それじゃダメじゃん。

 月梅の揚げ餃子は、皮が厚くて大きく、もっと具をギューギューに詰めているのでしょう。また、低温で長く揚げてから、しばらく置いておくことで、揚げ油がじゅわっ(あるいはべたっ)と皮にしみ出して、てかり感が現れるのだと推測しました。

 ただ、具はネギの可能性が高いと思われました。ネギの白い部分を低温でじっくり加熱し、トロトロ感が出たところで冷ますと、香りも飛んで"具がよくわからない"餃子に変身する可能性大。期待が持てます!

 では、リトライするかというと、胃弱で油負けしやすい『クラナリ』編集人としては、「この辺で勘弁してやろう」と自分を許してあげたいと思います。餃子はパリパリが好きなもので。
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