【市川みらいアーカイブ】サイト運営、そしてデータ整理とリスト作成
Webマガジン『クラナリ』では、編集人が写真撮影も行っていたので、管理はいたってシンプルでした。
しかし、「市川みらいアーカイブ」では、複数の個人や団体からデータを募る予定です。現在進行形で、写真については少しずつ集まってきています。
また、できればアーカイブを次の世代に引き継ぎたいと考えています。
『クラナリ』編集人は20年以上にわたってサイト運営を行ってきたのですが、何度かサイトの引っ越しを経験しています。
すべて、こちらの都合ではなく、プロバイダーの関係です。プロバイダーが提供するサービスの一環として、無料レンタルサーバーがあります。これを利用していたところプロバイダーが事業停止し、他のサービスに移らなければならなくなりました。そのため、サイトも引っ越しせざるを得なくなったのです。
事業者にもいろいろと大変なことがあったのでしょうが、長期保管が目的のアーカイブを作るのであれば、事業停止による引っ越しは避けたいものです。
そのほか、コスト面なども考慮して、世界的巨大企業のGoogleのサービスを、「市川みらいアーカイブ」では利用することにしました。
おそらく、サイト運営で一般的なのは「WordPressでサイトを作って、レンタルサーバにアップする」という方法でしょう。両者を比較すると、以下のとおりです。
Googleサイト
〇Googleが提供しているサービス
〇Googleアカウントを持てば無料(基本的な機能はすべて無料)
〇よほどのことがない限り、会社がつぶれない
〇学校(学級運営、職員同士の連絡など)でよく利用されている
WordPress
〇利用者が非常に多いCMS(コンテンツマネジメントシステム)
〇無料
〇サイトを公開するためには、ドメイン取得とレンタルサーバーの契約が必要
ちなみに『クラナリ』のWebサイトについても、一時はWordPressで制作することを検討したのですが、調べたところ契約していたサーバーがNGでした。どのレンタルサーバーでもWordPressが使えるわけではなさそうです。
また、Googleサイトには、次の期待もありました。
Googleサイトは無料なので、ひょっとしたら将来、「市川みらいアーカイブ」をアーカイブを引き継いでくれる若者が現れるかもしれない!
その若者は、学校教育の中で、すでにGoogleサイトを使ったことがあるかもしれない!
そのため、現行の「市川みらいアーカイブ」のトップページのデータを、細々とGoogleサイトへ移行させ始めました。
〇現行の「市川みらいアーカイブ」のトップページ
〇Googleサイトの「市川みらいアーカイブ」(現在、移行作業中)
正直、一度作成したものを移すのは、非常に面倒くさい作業です。これから、画像も編集し直しますが、二度とやりたくない……
サイト運営に加えて、写真などのデータ管理も、『クラナリ』編集人が適当に行うわけにはいきません。
スマホ中心の今の世代のカメラマンが、どのような写真管理を行っているのかを調べていて、最も参考になったのが以下のニコンのWebページでした。
嵐田大志さんのインタビューを読んで、「カメラマンもJPEGがメインになってきたのか」と非常に参考になりました。嵐田さんは玄光社から単行本を2冊出している模様。
![]() |
『カメラじゃなく、写真の話をしよう』 |
■嵐田大志さんInstagram
ごろんと寝転がりながら、その日撮影した写真を編集するのが至福の時間です
スマホであれば電車の中やプラットホーム…どこでも編集作業ができるのがいいところ
「スマホで編集! まじでっか?」と、古い世代の『クラナリ』編集人には驚きなのですが、これからの当たり前になるのかもしれません。というか、すでになっている?
なお、写真についてはGoogleのブログサービスであるGoogle Bloggerでも保存されます。記事「東京湾の恵みを蓄えた海苔を求めて市川漁港朝市へ」に掲載した大漁旗のデータは、Google Bloggerにアップロード後にダウンロードして検証したところ、A4サイズの印刷に耐えうる解像度でした。 Google Bloggerにアップした写真は、今後、紙媒体でも十分に利用できるということです。
■参考資料
Google Blogger にアップロードした画像はどこにあるの?
データ作成時の注意点 サイズ 画像ファイルの解像度
Leave a Comment