「名代ねぎそば 月梅」の塩ねぎそばを、家庭で手軽に再現できるのだろうか問題 4 悩ましい麺

 X(旧Twitter)で、「名代ねぎそば 月梅」の写真提供を呼び掛けたところ、「くろふね」さんがこたえてくれました。塩ねぎそばと揚げ餃子の写真、ありがとうございます。


塩ねぎそば(写真提供/くろふねさん)
揚げ餃子(写真提供/くろふねさん)



 25年前の記憶とネット情報をもとに作成した、家庭版お手軽再現レシピ。このレシピで作った塩ねぎそばを、月梅に通っていたという人に試食してもらいました。

 「うん、再現できている!」

 というわけで、第1段階クリアです。ネギのパンチ力が決め手だったようです。

 ただ、「麺が違う気がする」という指摘が。

 『クラナリ』編集人は中太の生麺をスーパーで購入したのですが、もっと細い気がするという試食者の話でした。
 Xでも「そうめんにラーメンスープで近い気がしますw」とコメントがあったので、細いストレート麺も用意したのですが、ゆで加減が難しい!

 『クラナリ』編集人の地元の九州ラーメンだと、かなり麺が硬いのですが、それはスープがドロドロで脂っこいから合うわけです。一方、塩ねぎそばは澄んだスープで、口コミでも「麺が軟らかい」とありました。
 迷いながらゆでたために、少々麺が伸びてしまいました。それでも、冒頭のくろふねさん撮影の写真をはじめ、ネット上で見られる塩ねぎそばの麺よりも細く感じられます。
 実際に食べてもらうと、「うーん、わからなくなってきた……」とのこと。

 ネットの口コミでも、麺の太さの情報がまちまちなのですが、共通しているが「軟らかい」「ぬるい」ですね。

 ちなみに、試食者が口にした刻みネギ・ゆでモヤシ・ラー油は、『クラナリ』編集人が作り置きしたものです。
 密閉容器に入れて冷蔵庫で保存していた刻みネギについては、作り立てのときよりもかなりマイルドになっていました。揮発性の刺激成分が飛んで、たっぷりかけても胃にダメージのないものに変化していたと考えられます。

 「名代ねぎそば 月梅」の卓上にあった刻みネギをお客さんが「これでもかっ!」とたっぷりかけて食べられたのは、この時間差が関係しているのではないでしょうか。要は、「刻みネギは、作ってすぐに食べるな」ということですね。

 話を麺に戻すと、店の構造・規模から、「名代ねぎそば 月梅」は製麺所の麺を利用していたと推測します。

 まずは市内の製麺所を検索すると「早川製麺」がヒット。

〇早川製麺 ホームページ

 サイト内で、麺の太さと食感などが詳しく紹介されています。
中華麺の王道で醤油ラーメンの他、様々なスープとの相性の良い定番のちぢれ麺から、細くてもしっかりとコシがありツルツルとした食感のある細麺や歯ごたえとスープによく絡む太麺もご対応可能です。

 塩ねぎそばの麺は「ちぢれ麺」ではなく、「コシ」「歯ごたえ」がないというのがネットの定説。早川製麺のサイト内の情報を頼りにすれば「ちぢれ麺ではない中華麺」が近いのではないかと思われます。
 今回のテーマは「家庭で手軽に再現」のため、製麺所の麺は残念ながらテーマ外。スーパーで入手できる麺で、塩ねぎそばに近いものを探すということになります。
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