市川大百科事典 れ レンコン

レンコン

下妙典付近のハス田

 水生植物のレンコンの栽培に、湿地帯だった妙典は適していた。

市川歴史博物館で撮影

下妙典の稲田 昭和41年(1966年)撮影 市立いちかわ自然博物館だよりより

 今昔マップで確認したところ、1975~78年と、1983~1987年の地図では富浜1~3丁目の様子が激変し、レンコン畑や田んぼなどが埋め立てられて、一気に宅地化が進んでいる。

1975~78年の妙典駅周辺 今昔マップより

1983~1987年の妙典駅周辺 今昔マップより

 ハスと呼ぶか、レンコンと呼ぶかの違いについて、NHKでは以下のように説明していた。
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「はす(蓮)」のことを日本各地でどう呼ぶか、ということについて見てみると、「植物」としての呼び名が「はす」、「地下茎(食べる部分)」が「れんこん」、という使い分けをしている地域が多いようです。
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 そして、ハスには田が、レンコンには畑が対応していることが多く、「ハス畑」「レンコン田」という表現はほとんど使われていない。


森 真希 2022/07/08




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