市川大百科事典 に ニッケコルトンプラザ

ニッケコルトンプラザ

 JR本八幡駅東側にある、ニッケ・タウンパートナーズ株式会社が運営管理する複合施設。1988(昭和63)年にオープンした。

 敷地面積が約142,200 m²で、駐車場やスポーツ施設、住宅展示場なども含まれている。

https://www.nikke-cp.gr.jp/shop/floor/floor.jspより

 ただし、多くの市川市民が「ニッケコルトンプラザ」と呼んでいるのはショッピングモールのみで、「コルトン」と省略される場合もある。

 「コルトン」の由来は、アメリカのカリフォルニア州サンバーナーディーノ郡コルトン。

 毎年8月に開催されている「コルトン盆踊り」では、演歌歌手の松村和子が歌う「えいやさコルトン(コルトン音頭)」というオリジナル曲が使用されている。

 「ニッケ」は日本毛織株式会社の通称社名。ニッケ・タウンパートナーズ株式会社はニッケグループに含まれる。日本毛織株式会社は、1896(明治29)年に設立された。「毛織」の名のとおり、毛織物(ウールなど)の会社で、マスコットの「う~るん」は白いヒツジである。

 現在、ニッケコルトンプラザがある場所には、日本毛織株式会社の中山工場があった。工場の近く(表門前)には「ニッケの池」と呼ばれる池や「日本毛織緑風館」があった。1982(昭和57)年に中山工場は閉鎖された。
1976年頃の地図(今昔マップより、一部改変)



参考資料


森 真希 2023/08/07

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