市川大百科事典 た 平 将門 たいらのまさかど
平 将門 たいらのまさかど
平安時代中期の武士。桓武天皇のひ孫で平氏の姓を授けられた高望王(たかもちおう)の、三男の平良将(よしまさ)の子ども。
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築土神社より |
939年、朝廷を追われた藤原玄明(はるあき)をかくまったことから、平将門は朝廷と対立。関東の国府(朝廷の役所)を掌握し、朱雀天皇に対抗して自ら「新皇」を名乗って関東一円を支配。
940年に朝廷の命を受けた藤原秀郷、源経基、平貞盛などの武士に攻められ、滅ぼされる。
律令国家の衰退と武士の台頭を決定づけた。
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