市川大百科事典 け 京成電鉄江戸川橋梁 けいせいでんてつえどがわきょうりょう

 京成電鉄江戸川橋梁 けいせいでんてつえどがわきょうりょう

 市川市市川3にあり、市川市と江戸川区をつなぐ橋梁。

 江戸川橋梁が完成したのは1914(大正3)年8月。以下は、当時の地図。

 市川鴻ノ台(今の国府台)駅が開設された当時の松戸街道にあったのは、立体交差になっていない、普通の踏切だったと考えられる。ちなみに駅名は、1915(大正4)年に市川駅に、1921(大正10)年に市川国府台駅に、1948(昭和23)年に国府台駅に変更されている。

 1925(大正14)年には、江戸川の川幅を広げる工事が行われた関係で、江戸川橋梁も改修。1927(昭和2)年に開通したときには、橋の長さが226メートルから492メートルに伸びて、複線化が完了した。


 1974(昭和49)年に、江戸川の下流側に新しい橋が建設されました。このときに線路が2.2メートルかさ上げされた。そして1980(昭和55)年に橋が完成したときに、線路は高架橋になった。


江戸川側の階段

■参考資料

『京成の駅 今昔・昭和の面影』


森 真希 2022/07/08




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