江戸川水門コレクション

 子どもという生き物は、とにかく、回すことが好きである。


 そう実感したのは、数十年も前、実家の母親が経営していた本屋で店番をしていたときでした。

 当時、黄色で回転式の絵本ラックが、店先に出してありました。

 この絵本ラックを、必ずといっていいほど、子どもたちが回すのです。

 しかも、ちょっと興奮気味に。


 それで、絵本ラックが倒れて子どもがケガをするんじゃないかと心配で、私たちが止めに入らないといけませんでした。


 そんな、遠い遠い昔のことを、ふと思い出したのは、江戸川沿いの水門を見たからです。

 きっと、衝動的にハンドルを回してしまう子どもがいたのでしょう。

 水門の入り口には、「絶対に、入るなよ」という雰囲気が醸し出されています。


 それでは、江戸川水門コレクションをご覧ください。

大和田ポンプ場から北上しましょう

進入禁止マークとともに、奥のドアとトゲトゲの柵で「乗り越えて入っちゃおうぜ!」を阻止

ピラニアのような魚の絵で威嚇

口にくわえているのは何?

北越製紙1号(勝手に命名)

北越製紙2号。1号と同型

トゲトゲ柵が何だかオシャレに見えなくもありません

 旧江戸川には、江戸川水閘門というちょっとした観光名所がありますが、それはまた別の機会に。



 余談ですが、黄色の回転式絵本ラック。当時はどこの本屋でも置いてあったので、小学館が配ったのかもしれません。


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