これからの市川市民として 「ただ老いる町」「新陳代謝する町」の話がしたい その10 外国人が多い町ランキング
2023(令和5)年3月末の時点では、市川市に112カ国・1万7913人の外国人が暮らしています。人口の3.6%を占めるとのこと。2024(令和6)年6月末では、2万1072人 と増えています。
これからの市川市民として 「ただ老いる町」「新陳代謝する町」の話がしたい その9 成熟のフロントランナー国府台をゆく では、国府台を歩き回った印象について、以下のように記述しました。
また、JR市川駅周辺などとの違いは、外国から来たと思われる人と遭遇しなかったこと。クラナリ編集人が歩き回った範囲ではありますが、JR・東西線を問わず、駅の近くの地域では、かなりの頻度で外国から来たと思われる人とすれ違っていました。
実際の数字ではどうなのでしょうか。令和2年国勢調査で確認しました(令和2年は2020年)。
〇市川市で外国人人口の多い町トップ10
1 行徳駅前
2 南行徳
3 市川南
4 新田
5 相之川
6 福栄
7 塩浜
8 新井
9 塩焼
10 市川
市川みらいアーカイブの地域区分では、南行徳・行徳・市川駅南エリアで外国人人口が多いとわかりました。これら3つのエリアの共通点は、「東京メトロ東西線とJR総武線の沿線」「東京に近い」ということ。利便性が高い町で、外国人人口が多いといえます。
国府台は、外国人人口が149人で、総人口5638人に対し2.64%となりました。
外国人人口が最も多かったのが行徳駅前の1130人なので、国府台についてはその9分の1です。
外国人の割合が最も大きかったのが塩浜で、9.83%。およそ10人に1人が外国人ということになります。
ちなみに、2015(平成27)年では、外国人人口が約6000人とのこと。2024(令和6)年6月末では2万1072人 なので、9年間で1万5000人ほど増えたという計算になります。
また、2015(平成27)年だと田尻が外国人人口の多い町(第4位)で223人でしたが、2020年の国勢調査だと361人でした。
4-2. 市川市における調査H27 年時点で市川市にはおよそ 6 千人を超える外国人が居住しており、そのうち中国人が2648 人、フィリピン人が 618 人を占めている。市川市では、行徳駅前に538人、市川南に280人、南行徳に254人、田尻に223人、福栄に216人と主に南西部にかけて集住していることが分かる。(図5)
■参考資料
広報いちかわ6月17日号 特集 | 市川市公式Webサイト
移民難民スタディーズ研究会
令和6年6月末千葉県内在留外国人数
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