ゼロ・グラヴィティ松案件1 京成電鉄菅野駅からほど近い諏訪神社とJR市川駅の北側にある地蔵山
京成電鉄菅野駅からほど近い諏訪神社。
JR市川駅の北側にある地蔵山。
どちらのクロマツも、極端な斜め立ちをしています。
それは、まるでマイケル・ジャクソンのゼロ・グラヴィティ。
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| Michael Jackson - Smooth Criminal (Official Video)より |
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| BBCマイケル・ジャクソンのありえないダンスの動き、医者が解説より |
| 20度かな |
| 45度ぐらい? |
なぜクロマツがゼロ・グラヴィティするのかをネットで調べると、「一方からの強い風を受ける」というデータがほとんど。
クロマツの寿命は200年といわれているそうです。ですから、今、私たちが見ているクロマツは、江戸時代から明治にかけて生えてきたと考えられます。
そして、写真ではわかりにくいのですが、ほとんどの松が北に向かってゼロ・グラヴィティしています。
昭和初期までは市川駅の南側は建物がほとんどなかったので、東京湾の風をクロマツが200年ほど受け続けていたのかもしれません。
「でも、東京湾の風って、いつも南風だっけ?」と思ったのです。
羽田空港のデータによると、1日の中で風向きが変化しています。いつも同じ方角から風が吹いてくるわけではありません。
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| 羽田空港WEATHER TOPICS 羽田空港の海陸風について より |
クロマツがゼロ・グラヴィティする原因として、日照も考えられるのだそうです。
ならば、南に傾くはずです。
真間川沿いで見つけたクロマツについては、途中で「く」の字にゼロ・グラヴィティしていました。
ちなみに、「南に松を植えてはいけない」という習俗があるとのこと。これは以下のような連想からではないかと推測されていました。
南松→ナンマツ→難を待つ
本当かいな?
今後は、松がゼロ・グラヴィティが起こっている地域を検証していきたいと思います。
■参考資料
四国森林管理局
日本では、屋久島にある屋久スギで約2、000~3、000年、モミ・マツは約300~500年と言われています。また、サクラの中でもエドヒガンという種類は長生きで約1、000~2、000年であると言われています。
屋敷地内に植える樹木の吉凶一口承・書承・知識一



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