市川大百科事典 お 大洲神社 おおすじんじゃ

大洲神社 おおすじんじゃ

 市川市大洲2-11にある神社。

昨年末に撮影


 大洲神社は、市川駅から南へ徒歩20分ほどの住宅街の中にある小さな神社である。



 現在の大洲は住宅密集地だが、1915年(大正4年)頃は「人煙稀な葦原」だった。
 江戸川河川敷にあるビオトープのような風景が、当時は広がっていたのだと考えられる。


 市川市本行徳にある神明社(神明神社)から勧請された豊受大神(トヨウケノオオカミ)が、大洲神社の祭神。
 豊受大神は伊勢神宮外宮の祭神で、穀物の女神。
 大洲の北側には、「新田」「平田」といった「田」がつく地名がある。
 現在は東京都のベッドタウンとして住宅やマンションが立ち並び、葦原や水田の面影はない。




 大洲神社の近くの土手からは、富士山が見える。

関連項目

森 真希 2022/07/08




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