「キャリア・シフト」と中年ニート・ひきこもりのサバイバルプラン
40~64歳のひきこもりが全国で推計61万3千人いるという調査結果を、2019年3月29日に内閣府が発表しています(「中高年ひきこもり61万人 内閣府が初調査」2019/3/29 10:26 日本経済新聞)。
『クラナリ』の記事「中年ニート・ひきこもりのサバイバルプランをお金・健康の両面で考えたい」では、35~59歳の“中年ニート”は123万人いると書きました。
調査その他でさまざまな数字が出ていますが、中年ニート・ひきこもり問題を見て見ぬふりできない状況であることは間違いないでしょう。
誰にも会いたくない
だから誰にも相談しない
日本経済新聞の記事によれば、ひきこもりの3人に1人が、暮らし向きは「上・中・下」の下と答えています。
そして、悩み事に関して「誰にも相談しない」という回答が4割を超えたそうです。
当然と言えば当然です。ひきこもりの人は世間のまなざしが怖くて、外に出たくても出られなくてひきこもり、稼げないから貧しい生活を余儀なくされているわけです。
社会にとって役に立たない、無価値な人間と感じてしまうつらさ。そして孤独……いったい、誰が理解してくれるのでしょうか。誰に相談すれば解消するのでしょうか。
ファイナンシャル・プランナーの畠中雅子さんの著書に、中年ニート・ひきこもりの親がいよいよ死が近くなってきた段階で、「残される息子はどうしたらいいのでしょうか……」などと相談してくることが書かれていました。
本人は誰にも相談しないわけです。
多様な働き方や暮らし方を
実践している人に話を聞きたい
私自身も経験したのですが、40歳を過ぎて体調と精神バランスを崩し、仕事を続けられなくなって退職した後、たとえ健康を取り戻しても再雇用される道はほとんどありません。
「あんなにきつくても、会社にしがみついていたほうがよかったのではないか」と、退職後に何度も何度も後悔しました。
この苦い経験から、「キャリア・シフト」という多様な働き方・暮らし方を調べることにしたのでした。
これからの日本は少子高齢化が急激に進むなど、社会が大きく変化しています。
そんな中では、ルールが変わっていくために絶対的な正解はなくなり、複数の答えが存在するようになると、歴史は示しています。環境の変化に合わせられなければ、たとえ"優秀"でも生き延びれないのです。
逆を言えば、これからの環境に合わせていければ、なんとか生きていけるということではないでしょうか。
そんなわけで、バリバリ働けなくても、お金・健康の両面でどうにか生き延びる暮らしと生業について、『クラナリ』で考えていきたいと思っています。
『クラナリ』の記事「中年ニート・ひきこもりのサバイバルプランをお金・健康の両面で考えたい」では、35~59歳の“中年ニート”は123万人いると書きました。
調査その他でさまざまな数字が出ていますが、中年ニート・ひきこもり問題を見て見ぬふりできない状況であることは間違いないでしょう。
誰にも会いたくない
だから誰にも相談しない
日本経済新聞の記事によれば、ひきこもりの3人に1人が、暮らし向きは「上・中・下」の下と答えています。
そして、悩み事に関して「誰にも相談しない」という回答が4割を超えたそうです。
当然と言えば当然です。ひきこもりの人は世間のまなざしが怖くて、外に出たくても出られなくてひきこもり、稼げないから貧しい生活を余儀なくされているわけです。
社会にとって役に立たない、無価値な人間と感じてしまうつらさ。そして孤独……いったい、誰が理解してくれるのでしょうか。誰に相談すれば解消するのでしょうか。
ファイナンシャル・プランナーの畠中雅子さんの著書に、中年ニート・ひきこもりの親がいよいよ死が近くなってきた段階で、「残される息子はどうしたらいいのでしょうか……」などと相談してくることが書かれていました。
本人は誰にも相談しないわけです。
多様な働き方や暮らし方を
実践している人に話を聞きたい
私自身も経験したのですが、40歳を過ぎて体調と精神バランスを崩し、仕事を続けられなくなって退職した後、たとえ健康を取り戻しても再雇用される道はほとんどありません。
「あんなにきつくても、会社にしがみついていたほうがよかったのではないか」と、退職後に何度も何度も後悔しました。
この苦い経験から、「キャリア・シフト」という多様な働き方・暮らし方を調べることにしたのでした。
これからの日本は少子高齢化が急激に進むなど、社会が大きく変化しています。
そんな中では、ルールが変わっていくために絶対的な正解はなくなり、複数の答えが存在するようになると、歴史は示しています。環境の変化に合わせられなければ、たとえ"優秀"でも生き延びれないのです。
逆を言えば、これからの環境に合わせていければ、なんとか生きていけるということではないでしょうか。
そんなわけで、バリバリ働けなくても、お金・健康の両面でどうにか生き延びる暮らしと生業について、『クラナリ』で考えていきたいと思っています。
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