ゼロ・グラヴィティ松案件6 平田緑地保全地区
ゼロ・グラヴィティ(※)松の聖地、平田緑地保全地区に足を運びました。
ゼロ・グラヴィティ松案件3 「上腕二頭筋のように盛り上がっている」 でも紹介したとおり、屈曲しているところには「あて材」ができています。国際木材解剖用語集では、次のように書かれています。
幹や枝を元来の正しい位置に保持しようとするために、その正しい位置が乱された場合に、傾斜あるいはわん曲した幹および枝の部分にできる多少とも特異な解剖学的性質を示す木部。
それから、植物ホルモンの偏りが、あて材ができる原因とのこと。
市川砂州上に現存するクロマツの樹齢については、50~150年なのだそうです。明治初期に生え始めたクロマツが、現在のゼロ・グラヴィティ松なのかもしれません。
※ゼロ・グラヴィティ
Leave a Comment