住宅密集地の大空に、翼を広げ、オオタカは飛んでいるのか問題

 つい先日、ウチの庭の一角がグレーに染まっていました。とても寒い朝だったので、霜柱に違いないと思っていたのでした。

 ところが、昼になっても残り続けています。

「おかしい」

 近づいてみると、鳥の羽毛がびっしりと落ちていたのでした。

「ひいぃ!」

 もしかすると、羽毛だけではなく本体も、庭のどこかに落ちているかもしれません。おそるおそるチェックしたところ、本体はありませんでした(よかった)。


 羽毛の中には、やはりグレーの羽もいくつか混じっています。色などから、ハトの羽だと推測しました。なお、羽が大量に落ちている様子がちょっとショッキングなので、写真は自主規制します。


 それで、「庭 鳥の羽 大量」で検索したところ、猛禽類のオオタカに襲われたハトの羽の可能性が高いとわかりました。

http://www.tousan13.com/?p=2819

 「猛禽類? 住宅密集地だよ?」と不思議に思いますよね。

 もちろん、カラスや猫の可能性も考えられます。しかし、ウチの庭にはハトはやってこないのです。

 さらに、庭の状態は「ただ羽毛と羽が地面に落ちていただけ」で、そのほかの野菜や木などは全然荒らされていませんでした。万が一、庭にハトが来ていて、それをカラスや猫が襲ったとしたら、それこそ大暴れをして庭はもっと荒れているはずです。ちなみに、過去には猫にプランターを壊されたことがあります。

 こうしたことから、「オオタカが、どこかでハトを襲い、それを足に引っ掛けて巣まで運んでいたら、ウチの庭に落っことしてしまい、『おっと! いけない、いけない』とハト本体を拾って去っていった」「空中でオオタカがハトを襲い、そのときに抜けた羽がウチの庭に落ちた」などが推測されます。


 では、住宅地でオオタカ目撃情報はあるのでしょうか?

 なんと、東京都の23区内の住宅地で、オオタカは目撃されています。当然、隣の市川市の住宅街にいてもおかしくありません。

https://j-town.net/2018/03/27257893.html?p=all


 さらに、市川市では、生活環境整備課の鈴木専門員が、次のように報告しています。

生物多様性モニタリングの調査員の方から、江戸川河川敷に羽根が散乱しているとの報告がありました。

現地に行ってみると茶色いシックな羽根がたくさん落ちていました。羽根の模様や大きさからキジの雌、状況からオオタカの餌食になったと思われました。

https://www.city.ichikawa.lg.jp/env09/1111000061.html


 本日、天空パトロール(といっても、地面から空を見上げるだけ)を行いましたが、住宅地ではオオタカらしき姿は確認できませんでした。

 ただ、以前に、河川敷を散歩していると、見慣れないシルエットの鳥を発見していました。「トンビかな」とそのときは思ったのですが、あれがオオタカだったのかもしれません。


 今後も天空パトロールを続け、できることならオオタカを写真に収めたいという野望を抱いています。

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