【取材レポート】エドロックが今年もやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!

 江戸川河川敷に、1日でなんと1500人ものお客さんが足を運んだEDOROCK MUSIC&ART FESTIVAL(エドロック)。そんな昨年10月13日に続いて、今年は11月3日に同じ場所でエドロックが開催されます。

 河川敷ですから、当然雨は降るし、風も吹きます。アート作品を見せるには向かない場所じゃないかな~と思っていたのですが、「江戸川の緑の中でないと、音楽もアートも映えないんですよ」とエドロック実行委員長の藤田あかねさん。


 2002~2005年に4回開催されたエドロックが、13年の時を経て、江戸川河川敷で行われるようになった経緯について、藤田さんに教えてもらいました。
 委員長の藤田さんと、副委員長の入澤華子さんが企画を長く温め、各方面に根回しを行い、役所関連とも粘り強い交渉を行って、ようやく再開できることになったのです。
 過去4回の経験と緻密な計算、地道な行動の積み重ねによって、エドロックが大きな花を咲かせたのでした。当日の盛り上がりはハンパなかったですね。
 17年前のエドロックの始まりから今までの流れについては、後日改めて、藤田さんのインタビュー記事として紹介します!

 委員会メンバーも今年は増えて30名ほどになり、また一味違ったローカルフェスが展開されそうです。
 委員会の皆さん、全員ボランティアなんです。仕事や子育ての合間を縫って、エドロックのために時間と労力を使っているわけです。
 「そうじゃないと、逆にできないんですよね」と藤田さん。お金に換えられない"何か"があるから、ローカルフェスが成立するのかもしれません。

 アーティストである藤田さんは、日本でのアートを巡る状況にジレンマを感じていました。
 「なんだか『ちょっと変わったことをやっている』とか『過去のすごい作品を踏襲しないといけない』というような偏見を持たれがちですが、違うんですよね。本来、アートは私たちにとって一番大事な美意識や感性を鍛えるものなんですよ」
 こうした藤田さんの思いが、エドロックという音楽とアートの祭典に挑戦する原動力になっているのだと感じました。

 昨年よりもパワーアップする今年のエドロック。藤田さんをはじめ、実行委員会の活躍に目が離せません!

※昨年度の様子はこちら!
https://life-livelihood.blogspot.com/2018/10/edorockmusicart_13.html


〇Special thanks for 土曜カフェ@市川市大和田4-16-3
 今回の取材でお邪魔しました。長居してしまって、スミマセン。コーヒーやスイーツだけでなく、アルコールも置いてあるとのこと。今度はお酒を飲みに行きたいと思います!


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