自分らしく人生を全うするために「延命治療」と「エンディング」について積極的に知りたい

6年ほど前、『大往生したけりゃ医療とかかわるな』(著/中村仁一、幻冬舎)は発行部数が51万部を超える大ベストセラーになりました。
ピンピンコロリで逝きたいと考える人は多く、家族も理解を示しているのですが、いざ脳梗塞で倒れたりがんが発見されたりすると本人も家族もパニックになり、結果として延命治療を受けてしまうのだと、この本には書かれていました。

また、本人が希望していない処置を、本人の意識がないときに家族や親せきの希望で行うこともあります。
実際、親が望んでいない延命治療を、普段はかかわりのない親戚が「延命治療をさせるべき」「自分の親を殺す気か」などと子どもにごり押ししたケースを私は知っています。

ある程度の年齢に達し、穏やかに最期を迎えたいのなら、頭も体も元気なうちに最優先事項を決めて、書面にして保管し、家族などが書面の存在をわかるように手続きを行っておくことが重要です。

延命治療に対する意識が高いのは、親をはじめ家族の介護や看護を経験した女性のようですね。
あくまでも私の元同僚、しかも年上に限りますが、「そんなこと、考えたことないよ」「自分の親の延命治療? 任せっきりだったから、知らないな」といった反応をする男性がほとんどでした。

「死について考えるのは縁起が悪い」ととらえる風潮もありますが、少子高齢化や非婚化が進む中、比較的若い世代で「自分の人生を整理して考えたい」「周りに迷惑をかけず、自分らしく生きていきたい」と前向きにエンディングノートを作成する人も出てきています。

以上のことから、私自身はエディターかライターとして、「市川で暮らしと生業をつくるLab(クラナリラボ)」で次の2つの企画のどちらかに取り組みたいと考えています。

○写真+介護(エンディング)+編集「自分らしく美しく最期を迎える『エンディングノート』の作り方」
 写真+介護→遺影の撮影 ※けっこう人気
 介護+編集→エンディングノート作り
 写真+編集→家族の写真集・家族史・自分史の製作

○介護+看護+ライター「受ける? 受けない? 受けさせたい? 元気なうちに考える『延命治療』」
 介護+看護→延命治療の種類(胃ろう、心肺蘇生、人工呼吸器など)と家族への負担 ※参考資料として『穏やかな死に医療はいらない』(著/萬田緑平)『大往生したけりゃ医療とかかわるな』(著/中村仁一)
 介護+ライター→いざというときのための家族への手紙作成(代筆)
 看護+ライター→無駄な延命治療を断る指示書の作成(代筆)

延命治療やエンディングを考えるということと、健康に生きていくということとは車の両輪。
お金がかからず簡単にできる健康法や家族間のコミュニケーション術(ごり押しに対するNoの言い方を含め)などと一緒に、延命治療・エンディングの情報を伝えていくことを検討しています。

こうした分野での生業づくりに興味がある人は、ぜひクラナリラボに参加してください。市川市内で実際にニーズがあるかなど、話し合っていきましょう!

 クラナリラボ企画立案ワークショップ

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