速やかに自ら退くことが生業づくりへの協力になることもある

第2回「市川で暮らしと生業をつくるLab(クラナリラボ)」企画立案ワークショップでは、私(森)自身がメンバーとして加わる企画を決めたいと考えています。

1点強調したいのは、ワークショップの場や終わった後で「この企画では、森さんと組みたくないな……」と思ったら、速やかに、遠慮なく断ってほしいということ。加えて、「森さんとのコラボを断ったから、クラナリラボに参加しにくくなった」とも思わないでください。


「やりたくない」という意志表示が遅くなれば、ほかのメンバーに迷惑をかけます。メンバーが1名抜ければ、別の人を探すだけのこと。「断るのは悪い」といった遠慮のほうが、仕事においては人間関係をこじらせてしまうのではないでしょうか。

企画に納得できなければ自分から降りればいいし、クラナリラボでの企画の進め方に納得できなければ参加しなければいいだけのこと。
クラナリラボに参加する人は、仲よしの友達ではなく、ライバルでもなく、生活費程度の稼ぎを作り出す堅実でドライな仲間です。

また、ワークショップでは参加メンバーの専門分野に合わせた企画を作るわけではありません。1月5日の記事[Discover 市川! 「市川で暮らしていく私」目線で企画を立てる]で、私は以下のように書いています。
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「市川で暮らしと生業をつくるLab(クラナリラボ)」は、ビジネスマッチングではありません。まず企画ありき。「市川で暮らしていく私」「私の家族」「私の隣人」目線で、市川に根ざした企画を立てることを最優先します。

これは私個人の考えですが、相手を知るには自己紹介をしてもらうよりも、話し合いの場で発言してもらったほうが有効です。

個々人の肩書きや経歴はテキストデータで十分。仕事を進めていくうえで知っておきたいのは、どのような姿勢で取り組んでいるか、どんなコミュニケーションの取り方をしているかではないでしょうか。
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ワークショップで生まれた企画は、提案者やクラナリラボのメンバーではなく、市川市に住む私たちのためのもの。ですから、何らかの機会で企画を目にした人が実行してもかまいません(ただし、文章については著作権が発生しているのでコピペは禁止です)。

誰もが企画を実行できる状態では、「先んずれば即ち人を制し、後るれば則ち人の制する所と為る」ということわざがあるように、先に行動を起こしたほうが有利です。気が進まないときに速やかに自ら退くことは、まったく失礼ではありません。むしろ、そのほうが企画メンバーの行動の妨げにならず、喜ばれるということに留意してください。

市川に根ざした企画を自分のキャリアと知識でいかに洗練させられるか、企画メンバーと協力して実行に結び付けられるか。こうした過程を経て、生業ができるのです。自ら退くことも、ある意味では生業づくりへの協力だと言えるでしょう。

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